最先端エネルギー療法キネシオロジーとは?

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  • うつ病・パニック障害・手足の痺れなど、様々な心身の不調を改善できる方法が知りたい
  • キネシオロジーの歴史と内容について分かりやすく学びたい
  • 身体(潜在意識)の声が聴けるようになり、人生をより良い方向へ好転させていきたい

ストレス社会と言われる近年、不安症状やパニック症状などの心の不調を訴える人が増えているとされています。厚生労働省の患者調査によれば、鬱病の患者は1996年に約43万人だったのに対し、近年では約3倍程の割合で増加しているとの統計があります。その理由としては、情報過多・健康的な問題・不安定な経済問題・仕事や人間関係におけるストレスなどがあげられるのではないでしょうか?私は多く人の心の傷を癒せるセラピストになるということを目標に2023年3月にキネシオロジストの資格を取得し、これまで癒し(ヒーリング)の分野について勉強してきました。その中で見えてきた心身の不調を改善させるための本質を今回、記事にまとめました。

心の不調は身体の不調にもつながるとされており、心の不調を改善する方法には、多くの注目が集まっています。この記事を通して、脳を活性化する方法や心身の不調を改善するためのキネシオロジー的アプローチ方法を学ぶことができます。キネシオロジーでは『心と身体は繋がっている』『不調を改善するための答えは自分自身の中にある』という理念を元に、心と身体の問題解決をはじめ、人生の目標達成や自己実現まで幅広く対応していけます。是非一緒にキネシオロジーの学びを深めていきましょう。

それではここから先、本題に入ります。

キネシオロジーとは?

最初に結論を述べます。キネシオロジーとは一言で言うと、筋肉反射テストのことです。略して筋反射ということもあります。

キネシオロジー kinesiologyという言葉は、ギリシア語のキネシス kinesis(運動)とロギア logia(学問)を組み合わせてできた、学問としての『運動学』をもとにしています。

キネシオロジーの理論について公の場で一番最初に発表したのは、カイロプラクティック医師であるジョージ・グットハート博士でした。

1960年代、ジョージ・グットハート博士は、患者が繰り返し同じ問題で来院したり、どうしてもカイロプラクティックだけでは、患者を治療するには限界があるということに氣づき、筋肉に焦点を当てました。

筋肉には、強い筋肉と弱い筋肉があり、その弱い筋肉が問題で痛みや体の不調に関係があると考えました。例えば、右の肩のコリが強い場合、反対側の左側の肩の筋肉が弱まっている可能性があるということです。場合によっては両方の肩がコルことがありますが、その場合も別の何処かの筋肉が弱まっている可能性があるということです。

つまり、コリなどの問題と感じている意識している部分は、弱くなった部分を補おうとしてくれている体の働き(サポート)による場合があるということです。

コリとはメタファーで、ひいては、うつ病・パニック障害・節々の痛み・癌など、ありとあらゆる症状は、実は、身体を守ろうして出現してくれている可能性があります。その身体からのメッセージを上手に聴きながら改善に導いていく方法がキネシオロジーとなります。

実際、ジョージ・グットハート博士は、弱い筋肉を強くするためにはどうしたらいいのか?ということをテーマに研究を続け、その結果、リンパの反射ポイントや神経血管反射ポイントをはじめ、背骨やツボを刺激することにより、弱い筋肉は強くなったり、痛みが取れたり、姿勢がよくなったりという良い結果をもたらしています。この療法は、アプライド・キネシオロジー(Applied kinesiology 通称 AK)として発展しました。

ジョージ・グットハート博士の一番弟子であった、カイロプラクターの、ジョン・シー博士は、一般の人が誰でも簡単に使えるようにできないかと考え、開発したのが、タッチフォーヘルス(Touch for Health 通称 TFH)というキネシオロジーの健康法です。

2021年、中村真人氏がAKやTFHなどを応用しボディ傾聴キネシオロジーを開発されています。ボディ傾聴キネシオロジーでは、筋肉の反射機能を活用して、どの筋肉がバランスを崩しているかを探り、調整します。筋肉テストで見つかったアンバランスな筋肉を活性化し、バランスを整えることで、体だけでなく心の不調を抱えている場合にも、改善していくことができます。現在は資格のキャリカレという通信制の講座で資格を取得することができるため、キネシオロジーについての理解を深めたい方にオススメの内容になっています。

キネシオロジーのセッションを希望する場合は、下記よりご予約することが可能です。

近年では、いろいろなキネシオロジーが誕生し、今では、効果的なエネルギー療法として世界中で発展されています。

1980年代、リチャード・アット氏は、自身の難病により、医者から長く生きられないと言われていたのをAKの治療を受けることで、回復。その後、多次元的解釈、『部分に全体が含まれている』という神聖幾何学的な原理を応用し、アプライドフィジオロジー(Applied Physiology 通称 AP)というキネシオロジーを開発しました。

1990年チャールズ・クレブス博士は、ダイビング事故により全身付随から半身付随まで回復しましたが、医者からは二度と歩けるようにならないと宣告されます。心身の不具合をキネシオロジーの恩恵を受けることで現役として復帰できるまでに回復。リチャード・アット氏の弟子となり、APを学び、研究を続け脳のキネシオロジーのLEAP(Life Enhancement Acupressure Protocols)を開発されています。

2015年以降、日本では、チャールズ・クレブス博士の教えを学ばれたシェイデル敦子氏がLEAPを元にしたキネシオロジーをより実践的かつシンプルにまとめられたThe Brainなどを開発されています。

その他にもキネシオロジーの普及に携わった方々が沢山いてくれたおかげで、今の時代、誰でもキネシオロジーを学ぶことができるようになっています。

人から人へ受け継がれてきた歴史のバトンがあり、キネシオロジーを学べることを私自身、大変有り難く思っています。キネシオロジーの普及に携わってくれた方々に感謝の意を示すのと同時に、癒し・喜び・幸せの波動を広げていくことが大切になると感じるこの頃です。

筋肉反射テストについて

前回の項目においてキネシオロジーとは、筋肉反射テストのこととお伝えしました。では筋肉反射テストとは何なのでしょうか?

筋肉反射テストとは、身体の筋肉の微細な反応を通じて、潜在意識の声や身体の状態を読み取る技術のことです。

その技術を応用し、人それぞれにあった適切な処置や必要な物(周波数)などを探知していくのがキネシオロジーとなります。そのためキネシオロジーのセッションをする場面では音叉やアロマ、あるいは、漢方やサプリメントなどが使用されることも多々あります。

その筋肉反射テストのやり方は大きく分けると二つあります。一つ目にはロック/アンロックという設定方法です。二つ目にはインディケーターチェンジという設定方法になります。

この二つの設定方法を使用することで、本人が意識していない感情や情報も、筋肉の反応として読み解くことができるようになります。

では先ず、一つ目のロック/アンロックについて説明します。要点は以下の二つになります。

  1. 【潜在意識との対話】:筋肉は、心身にとって『良いもの』には力が入り、『不快なもの』には力が抜けるという性質があり、その筋肉の強弱を見ていくことで潜在意識の声を読み解く方法になります。
  2. 【YES/NO】の反応:質問やイメージに対して、筋肉の強弱で『YES(力が入る)』か、『NO(力が抜ける)』かを判断する方法になります。

つまり、筋肉に圧をかけても力が入ったり、安定したりする状態のことをロックといいます。逆に筋肉に圧をかけた結果、力が抜けたり、不安定な状態になることをアンロックといいます。

実践方法①(例:腕を使ったテスト)

1、【準備】:テストされる人は全身の力を抜いた状態でリラックスしていきます。

2、【基準確認】:片腕を前方に伸ばし、脱力させた状態で軽く上げます。(目安は30°〜45°)その後、セラピストもしくは自分自身で手首を軽く押します。このとき、何もイメージせずに腕の力を確認し、基準をつくります。基準とは、どのくらいの圧で腕が不安定になるのか?をチェックすることです。(このときの圧の目安は80g前後

3、【三角筋の筋肉に対して、弱くしたり、強くしたりする動作を行い、それぞれの反応を確認する】:三角筋前部の筋紡錘を約5㎝の間隔を開けて片手の指先で優しくつまみ、指同士をくっつける動作を行います。その後、手首の上の方に手を添えて軽く下に圧をかけチェックします。このとき、圧をかけた刺激が末梢神経に伝わり、それが背骨の感覚神経を経由し脳に電気信号として送られます。結果、筋肉は収縮し、腕が下がるようになるのが通常の反応です。次に、三角筋前部の筋紡錘を優しくつまみ、指先同士を離す動作を行います。その後、手首の上の方に手を添えて軽く下に圧をかけてチェックします。この動作で腕が下がらない場合、正確な反応となります。

4、【任脈チェック】:任脈とは、会陰(えいん)部を起点として、承漿(しょうしょう)を終点とする経絡のことです。経絡のことに関しては後ほど解説していきます。ここではやり方のみお伝えしていきます。会陰部とは、肛門と性器の間にある場所のことです。承漿とは、下唇の中央の場所になります。まず先に任脈を上げます。やり方は人差し指と中指をくっつけて、会陰から承漿へ真っ直ぐに上に上げていきます。氣の通り道にアクセスしているため身体に直接触れずに5㎝ほどの間隔をあけて行います。その後、手首の上の方に手を添えて軽く下に圧をかけチェックします。この動作で腕が下がらない場合、正確な反応となります。次に承漿から会陰にかけて真っ直ぐに下げていきます。結果、腕が下がるようになるのが通常の反応となります。

5、【質問やイメージ】:特定の食品や状況を思い浮かべてもらい、再度腕に軽く圧をかけて反応を見る。例えば、好きな食べ物や嫌いな食べ物などをイメージします。

6、【反応の解釈】:腕がキープできていれば『YES』好きなもの良きもの)の反応として捉える。力が抜ければ『NO』(嫌いなもの・悪いもの)の反応と判断する。

場合によっては、ロックとアンロックのどちらとも言えない微妙な反応を示すこともあります。例えば、私が以前、友人に対し好きな色を筋反射で読み解く実験をしていたところ、『ピンク!』と声をかけたうえで前方に伸ばしていた腕に圧を加えたところ、腕が段々と落ちていくのが分かりました。それは、身体がNO(嫌いなもの)と言っている合図でした。

次に、『黄色!』と言って圧を加えたところ、先ほどのピンクのときよりも落ちませんでした。かといって、力が強い状態とも言えない微妙な反応を示していました。

3番目に『白!』と言ったところ、一番、筋肉が強く安定している状態の反応を示していました。結果的に、友人の好きな色が白であることが筋反射を通して理解出来たのですが、問題なのは、黄色の部分です。あとで聞いてみると、黄色においては好きでも嫌いでもない普通の色とのことでした。このように場合によってはロックとアンロックの中間地点のような反応が出てくる場合があります。要するに白か黒かで判断するのではなく、灰色のグレーゾーンにおいても視野に入れることが大切になる場合もあります。同時に言えることは、微妙にでも力が弱まるのあればアンロックの反応として読み解くこともできます。上記の例で言えば、あくまで好きな色ではないという解釈になります。

筋反射は、その他にも様々な種類があります。例えば、オーリングと呼ばれる方法や身体全体を使用する筋反射のやり方もあります。以下、参考動画です。

さて次は、インディケーターチェンジという設定方法についてお伝えします。インディケーターチェンジというのは指標筋の変化という意味です。指標筋が変化することで読み解くことができるのは、潜在意識などが求めている答えです。やり方はロック(力が入る)の状態から、アンロック(力が抜ける)に変化しているかどうかを判断します。変化した場合は、それが答えということになります。イメージとしてはペンギュラムが潜在意識の働きにより自然に動くようなものになります。

さらに深く筋反射について知りたいという方のためにオススメの本を二つ紹介しときます。とりあえずこの二冊さえ読むことができたら、キネシオロジーについての理解は十二分に得られます。

1からわかる!キネシオロジー Kindle版(¥1650)

タッチフォ-ヘルスハンドブック五行メタファ- 単行本(¥5060)

筋反射を取る上での注意点

筋反射を正確にとるための注意点はいくつか存在しますが、ここでは代表的なものを二つご紹介します。その二つとは水分チェックスイッチングと呼ばれるものになります。

先に水分チェックの方法についてお伝えします。まず前提になってくるのは、人の脳からの電気信号というのは、基本的に塩(ナトリウム)でできているということです。すなわち、水分が不足すると正確な筋反射が取れないということになります。水分が不足している場合は、髪の毛や皮膚をつまんで引っ張った際に、筋肉がアンロックします。逆に水分が十分に足りている場合に筋反射を行うと筋肉はロックします。

次にスイッチングについて説明します。三角筋前部を使用して筋反射をとろうする場合、人によっては、任脈を上げても、三角筋前部を広げても腕が落ちアンロックになる状態になる場合や、反対に、任脈を下げても、三角筋前部をつまんでも腕が落ちづロックした状態になる場合があります。

特に多いのは、過緊張といって、筋肉に力が入りすぎて、よく分からない状態になってしまう事例などがあります。このような状態になることをスイッチングといいます。つまり、スイッチングしている場合、脳が混乱している状態になっていたり、エネルギーが反転している状態を示しています。スイッチングを招く原因は交感神経優位になっていたり、思考癖・電磁波・ストレス・食事の乱れや睡眠不足などがあげられます。ですので正確な筋反射をとるためには、まずはスイッチングを解消する必要があります。

スイッチングを解消するやり方は様々ありますが、ここでは基本となるマスタースイッチについて説明します。マスタースイッチとは、脳にあるスイッチのことです。先に結論を述べます。マスタースイッチとは三つのポイントを刺激して、神経伝達を活発にする方法となりますそのポイントとは以下の三つになります。

  1. 唇の上下のポイント
  2. 鎖骨の下のポイント
  3. 尾骨のポイント

では、それぞれ詳しく解説します。

経絡はおへその部分から枝分かれしていることから、三つのポイントを刺激する際には、おへそを押さえながら行います。つまり、おへそを押さえることでエネルギーが出ていくことを防ぐためです。

【唇の上下のポイント】:片手でおへそを押さえながら、もう片方の手においては、人差し指と中指をくっつけます。その人差し指と中指をくっつけた状態で唇の上におき、そして、親指を唇の下におきます。その状態で優しくゆっくりと左右に一分程さすります。このとき、目を上下に動かします。1分間終えた後、今度は両手を入れ替えて、もう一度、繰り返し行っていきます。この一連の動作には上下の脳を活性化させる働きがあります。

ちなみに、人差し指と中指をくっつける理由としては、ニュートラルな状態にするためです。人には全身に電気信号が流れており、右手の場合は、人差し指がプラスの電極、中指がマイナスの電極、薬指がプラスの電極、小指がマイナスの電極となっています。反対に左手の場合は、人差し指がマイナスの電極、中指がプラスの電極、薬指がマイナスの電極、小指がプラスの電極となっています。親指においては左右の手、両方ともニュートラルな状態になります。ですので、特定のポイントを刺激し調整する際には、基本的に人差し指と中指をくっつけてプラマイ0のニュートラルな状態にしていきます。これは任脈の上げ下げなど、経絡を調整する際にも同じことがいえます。

【鎖骨の下のポイント】:片手でおへそを押さえながら、もう片方の手では、人差し指と中指をくっつけた状態にし、それと親指で、左右の鎖骨の下のくぼみ(腎経27/兪府)を挟むようにし、優しくゆっくりと一分程さすります。この時、目は左右に動かします。今度は手を入れ替えて、もう一度、繰り返し行っていきます。この一連の動作には右脳と左脳を活性化させる働きがあります。

【尾骨のポイント】片手でおへそを押さえながら、もう片方の手で尾骨部分を優しくゆっくりと上下にさすります。目は前後に動かし、視線を遠くにしたり、近くにするように意識しながら、約一分程続けます。今度は手を入れ替えて、もう一度、繰り返し行っていきます。この一連の動作には前後の脳をを活性化させる働きがあります。

五行説

キネシオロジーでは、『五行説』の考え方を取り入れいます。五行説とは古代中国で生まれた理論で、この世界のあらゆるものを五つの要素にあてはめ、その相互関係で宇宙のバランスが成り立つ、という考え方です。つまり、万物の変化と循環を五つの要素で説明する思想のことです。五つの要素とは『木・火・土・金・水』で、それらが互いに助け合ったり、抑制し合ったりするとされています。

【助け合う関係性とは以下のような形となります。】

  • 【水→木】木を育てるために水をあげる
  • 【木→火】木同士をこすり合わせると、火が生じる
  • 【火→土】火によって木が燃え尽きて灰になる。灰とは土のこと
  • 【土→金】金属は土の中から得られる
  • 【金→水】金の表面は湿気を帯びると水滴が浮かぶ

【抑制し合う関係性とは以下のような形となります。】

  • 【水→火】火は水で消すことができる
  • 【火→金】火は金属をも溶かすことができる
  • 【金→木】木をなぎ倒す斧などは金属でできている
  • 【木→土】木は土から養分を吸収して成長する
  • 【土→水】水の流れは、堤防などでとめられる
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五行説は東洋医学において病気の診断・治療・予防に深く取り入れられています。5つの要素には、それぞれ感情があてはめられており、経絡や感情のストレスを扱うキネシオロジーでは、五行についての理解を大切にしています。

五行説にもとづく筋肉と感情

人間の体には五行説にもとづいた経絡が通っています。経絡とは体内にある氣(エネルギー)や血が流れる見えない通り道のことで、体の主要な筋肉や神経、血管の上を通っています。

ときに、人には怒りや不安の症状が必要以上に出現してくる場合がありますが、その正体は、その人の性格にあるのではなく、実は経絡が乱れているのが原因だったりします。つまり、経絡を調整することで心身を整えることが大切になってくるということです。

この経絡の概念は東洋医学で重要視されており、経穴とは、この経絡上に存在するツボのことを指します。つまり、特定の場所にあるツボを押えたりすることで、経絡調整をおこなうことが可能になります。

そのツボによる経絡調整などを体系化したものが鍼灸やタッチフォーヘルス(TFH)などになります。また筋反射のロック/アンロックや指標筋をもとに、その人にとっての経絡を整えてくれる適切なポイントを探すこともできます。実は、キネシオロジーではすべてのエネルギーは繋がっているという理念があり、周波数を同調させることで、オンライン上でも、その人が必要としているツボの探知などを行うことも可能です。

経絡には主に五臓六腑(内臓全体)と関連する12経絡と体の表面と裏面の中央をつらぬく任脈と督脈の14経絡があります。それぞれの経絡は関連する臓器の名前で呼ばれることもあります。

【14経絡一覧】

  • 任脈
  • 督脈
  • 肝経
  • 胆経
  • 心経
  • 小腸経
  • 心包経
  • 三焦経
  • 脾経
  • 胃経
  • 肺経
  • 大腸経
  • 腎経
  • 膀胱経

キネシオロジーでは、感情と経絡に関連する臓器や筋肉が、それぞれ五行説にあてはめられています。また、五行説は『木・火・土・金・水』にグループ分けされており、同じグループの感情・筋肉・臓器はそれぞれ関連したものとなっています。すなわち、キネシオロジーでは、筋肉や経絡の調整を通して感情(メンタル)や身体的不調を整えていくことを行なっているということです。


【感情】【筋肉】【経絡】
【木】怒り、恨み、責任大胸筋胸助部肝経
【火】喜び、愛、憎しみ肩甲下筋、中臀筋心経、心包経
【土】共感、同情、依存広背筋脾経
【金】悲しみ、罪悪感、後悔三角筋前部肺経
【水】恐怖、不安、あせり大腰筋腎経

五行は互いに影響を受けながら、バランスを保っているのが正常です。例えば「イライラしてしまう」という場合は、五行のうち「怒り・恨み・責任」の感情があてはまる「木」の経絡のバランスが崩れているのです。そうしたときには、「木」の筋肉である「大胸筋胸助部」にも問題が出ている可能性があります。筋肉テストにより、バランスの崩れた筋肉を見つけて活性化することで、正しいバランスを保った状態へと調整していきます。ちなみに、「任脈」と「督脈」は五行の中にはあてはめられていませんが、体全体と関わりのある重要な経絡です。

まとめ

キネシオロジーでは、あなたの潜在意識にある答えを引き出すことで自然治癒力を高め、心身の不調を改善していくことができます。

この世界は全て周波数で形成されています。それは、人も物も感情も思考も言葉も、この記事(文章)にですら一種の周波数が備わっています。これは何もスピリチュアルの話ではなく量子力学の話になります。

例えば、人の筋肉は骨格筋だけでも400種類以上あるとされています。その一つ一つの筋肉を細かに見ていくと、筋束があり、筋束の中に筋細胞があります。

ここで、学校の授業で習ったであろう理科や物理を思い出してほしいです。細胞を細かく見ると分子になります。分子をさらに細かく見ていけば、原子になります。原子をさらに細く見ていけば、原子核になり、原子核をさらに細かく見ていくと陽子中性子で形成されています。

その陽子と中性子をさらに細かく見ていくと素粒子と呼ばれるエネルギーの世界に突入します。いわゆる波動とか周波数と呼ばれているものです。筋肉だけじゃなく、臓器や一本一本の髪の毛、さらに言えば、すべての物に当てはまります。全てがエネルギーであるということは、物だけではなく、思考感情にも当てはまります。

もう一度、繰り返します。この世界は全てエネルギーの世界です。それは仏教用語で言えば空即是色といった表現になります。空とは目に見えないエネルギーということです。色とは形ある物体のことです。要するに目に見える物体はミクロの世界で見ていけば何もないということになります。

電子(素粒子)というのは原子核の大きさの一万倍〜十万倍も離れた距離を回っています。つまり、言ってしまえば人間の身体というのは空洞だらけということになり、一円玉が置いてあった場合、その電子は約10km先に存在するということです。要するにこの世界はマトリックスのような世界であり、それは意識や周波数(エネルギー)で形成されているということになります。

では意識や周波数の領域で最も使用されているものとは何でしょうか?

それはと呼ばれるものです。あらゆる心身の不調はこの氣が原因となります。例えば、コロナ後遺症・うつ病・パニック障害・言語障害・さらに言えば、人間関係や経済的な問題ですらその人の意識や氣というものが作り出しています。

アフリカにおいては肩こりという言葉がない故に肩をコル人が存在しません。それは意識化に浮上しないためです。いわゆる氣にすることがないということです。同様にメディアが仕切りにコロナは危険なウィルスであると情報を流したとて、意識化でコロナなんて存在しないと思っている人はコロナで苦しむことはなくなります。仮に検査で陽性反応が出たとしても、ただの風邪との認識になって終わります。逆に検査の結果で陽性反応が出て、呼吸困難や味覚障害になるという意識を持っている人はそうなります。

つまり、コロナ患者が仮に意識の力を100%発揮させ、コロナウィルスなんて無かったと意識すればコロナで苦しむことは無くなります。コロナだけではなく、全ての物事に当てはまります。

要するに本来であれば、意識するだけで、ありとあらゆるものを具現化する能力が人には備わっていました。そのことを、古来の人たちは分かっていたと思われます。そうでないと説明がつかないものがこの世界には沢山あります。一例を挙げればピラミッド・ナスカの地上絵・バールベックの巨石などが挙げられます。

これは仮説ですが、今の時代に生きる人たちの意識の力は封印されているように感じます。その理由は食事やフッ素など多々ありますが、一番大きな理由は意識だけで世界を変えようとする力が簡単に使用できるようになれば、この世界が礼節や秩序のない世界になり、意図しない方向で、世界に歪みが生まれてしまうためです。また自分の世界だけではなく他者の世界線をも歪んだ形にしてしまう恐れがあります。だからこそ、古来の人たちは人の持つ意識の力を何らかの形で封印したのではないかと考えています。その真髄がカタカムナ・古神道・陰陽道などに継承されている可能性があると思います。もう一度言いますが、これは仮説です。

今回はそのことがテーマではないので、一旦、話を元に戻します。

では、なぜこの世界は全て周波数(エネルギー)で出来ていると伝えたのでしょうか。

それは、心身の不調を招くあらゆるものも一種のエネルギーを纏っているからです。例えば、コロナ患者がコロナ後遺症を患ったと仮定して、結果的に味覚障害になったとします。そのときのコロナ後遺症(味覚障害)によるエネルギーが567Hzだったと仮定します。このときにマイナス567Hzを逆移送することで、プラマイ0になり、味覚症状が消える可能性があります。

で、どうやら筋反射による、潜在意識の声を読み解くというのは、これと同じことをやっていると思われます。実際、キネシオロジーによるセッションの現場では、エネルギーの状態を正常に戻すことの結果として、麻痺や歩行障害が完治するといった現象が起きています。

つまり、全ての病氣を感知させるということは難しいことかもしれませんが、決して不可能な話ではないということです。キネシオロジーでは、病氣や不調を改善させるために大切にしている三つの観点があります。その三つとは、『構造』・『化学』・『精神』になります。この三つは三位一体とされており、どこかのバランスが崩れれば連動して、他のバランスも崩れることになります。例えば、仕事や人間関係などで自分が納得できない精神的ストレスや怒りが込み上げてきたとします。その場合、化学的な部分としては、胃に負担がかかり、消化不良による下痢が続いたり、必要以上の胃酸が分泌されたりして胃炎や胃潰瘍につながることもあります。そして、構造的には、背骨や姿勢が歪んだりする症状へとつながってしまいます。また姿勢が歪む結果として、神経伝達に滞りが生まれ、さらなる心身の不調を招くという第二・第三の負のスパイラルに陥ることもあります。だからこそ、キネシオロジーでは、この三つのバランスを調整することで、健康を取り戻していくという考え方を大切にしています。

そして、病氣を改善させるためには、前述した通り、それはあくまで氣の持ちようや、意識をどこに向けるのか?ということが大切な観点になってきます。病氣とは、氣が病むと書きます。病は氣からという言葉は誰しもが聞いたことがある言葉だと思います。すなわち、元氣という漢字が示している通り、病んだ『氣』を元に戻すことにより、元氣になるということです。つまり、いつまでも元氣で健康を保つためには氣の流れをより良くすることが大切になるということです。

そのための方法が『構造』・『化学』・『精神』の三位一体をはじめとするホリスティック的な考え方です。ホリスティック的な考え方とは、一部分に執着することではなく、全体的に調和のとれたバランスを大切にするということです。

全体的なバランスを大切にする上で最も大切になるのが、食事・運動・睡眠・ストレスケアになります。また、何の衣類を着るのか?とか、何処に住むのか?という観点もとても大切になってきます。その他、不要な薬やワクチンを体内に取り入れないことや、電磁波や呪力(祟り)などのエネルギーをなるべく避けたりすることも大切になります。

同時に一つ一つのことに必要以上に執着し過ぎないことも大切です。例えば糖質の摂りすぎが良くないからと言って、大好きなお菓子を我慢するのは、かえってストレスになったりします。大切なことは、ありとあらゆる様々な分野から全体的にバランスを整えていくことが大切になります。

キネシオロジーは患者さんが薬や治療を求める医療的モデルではありません。そのため病氣を診断するものでもありません。キネシオロジーでは、患者が自分自身の内なるパワーにつながり、変化を起こし、問題を解決し、健康になっていくという自己解決モデルを基本としています。すなわち、全体的に調和のとれたバランスを保つためには、自律する意思健康になった先で何がしたいのか?などが問われいるということです。

仮にセッションを行うキネシオロジストがいた場合は、その人の回復を手助けするサポート役に過ぎません。それと同時にキネシオロジスト側においても『自分が治してやろう!』というエゴがあった場合、不調を改善させることができません。無意識化におけるコミュニケーションで、反発が生じるためです。

大切なことは、いかにニュートラルな状態を作り出せるか?という観点です。そのことを前提に、キネシオロジーでは、悩みや不調を改善する際、身体(潜在意識)の声を聴くという視点を取り入れいます。そして、心と身体のバランスを調整することで、心身を元氣にしていくものとなっています。

この記事をご覧になっているあなたには、心と体のバランスが崩れていると感じたことはありませんか?

キネシオロジーのセラピーでは、筋反射を通じてあなたの内なる声を読み取り、ストレスや不調の根本原因にアプローチします。自然治癒力を最大限に引き出し、心身の不調を取り戻すその感覚を、ぜひ体験してみませんか?

いつでもご予約をお待ちしています。

最後まで記事を読んで下さりありがとうございました。

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